退去費用の請求書・精算書が届いた
金額の書かれた請求書や敷金精算書を受け取った方
金額が書かれた紙が届いた段階です。ここでやることは「全体が高い」と言うことではなく、項目を1つずつに分けて、どれがどういう理由の費用なのかを確かめることです。分けると、確認できる項目とそうでない項目がはっきりします。
請求項目を貼ると、項目ごとの負担区分・減価償却の目安・確認すべき点を出し、管理会社への返信文を3つのトーンで作ります。相手の返信を貼れば次の一手も出ます。
登録なし・無料です。入力した内容はお使いの端末の中だけで処理され、当サイトに送信されません。
この段階でやること
- 1明細があるか確認する
項目ごとの数量と単価が書かれていますか。「原状回復費用 一式 150,000円」のような表記だけなら、まず明細の交付を求めます。これが無いと何も確認できません。
- 2項目ごとに分ける
クロス、床、クリーニング、鍵交換、エアコン洗浄…と項目を並べます。項目ごとに負担の考え方が違うので、まとめて考えないことが要点です。
- 3居住年数を当てはめる
クロスと床材は耐用年数6年です。何年住んだかによって、借主が負担する割合の目安が変わります。
- 4原則として貸主負担の項目を探す
鍵交換、ハウスクリーニング(通常の清掃をしていれば)は、原則として貸主負担と整理されている項目です。ここが入っていれば確認点になります。
- 5書面で確認を求める
電話ではなくメールか書面にします。記録が残る形にしておくことが後で効きます。
まず見るのは「明細があるか」
一式表記だけの請求書は、そもそも検証ができません。項目ごとの数量・単価・施工範囲が分かる明細書と、施工業者の見積書の写しを求めてください。
これを求めることは、金額を否定することとは別です。「内容を確認して速やかに精算したいので、明細をいただきたい」という形で伝えられます。
減価償却が入っているかを見る
クロスは耐用年数6年で残存価値1円まで償却される取扱いです。3年住んでいれば残存50%、6年以上なら残存はほぼ0%という考え方になります。
請求書がこの計算を反映しているかどうかは、内訳を見ないと分かりません。反映されていない可能性がある場合は、計算の考え方を示してもらう余地があります。
敷金から差し引かれている場合
敷金精算書として届く場合、敷金から費用を引いた残額が示されます。この場合も、引かれている項目の内訳を確認する流れは同じです。
すでに敷金から差し引かれていても、内訳の説明を求めること、返還を求めることはできます。
返信して、返ってきたら
確認を求めると、相手から返信が来ます。「特約に書いてあります」「立会いでサインしましたよね」といった返しが多いパターンです。
そこで止まってしまう方が多いので、返ってきた文章を貼ると次にどう返すかを出す機能を用意しています。ここが当サイトを作った一番の理由です。
- 支払期限が近い場合は、期限までに「確認中である」ことを書面で伝えておいてください。
- やり取りは削除せず保存してください。相談窓口に持ち込むときの材料になります。
当サイトは公表されている資料をもとに確認すべき点を整理するものです。個別の事案について支払義務の有無を判断すること、ご本人の代わりに交渉することは行いません。判断に迷う場合、相手が法的手段に言及した場合は、消費者ホットライン188 から最寄りの消費生活センターにご相談ください。相談は無料です。